滋賀レイクスターズ・ボランティア日記。

Ｏｌｙｍｉｉｃ Ｗｉｎｔｅｒ Ｇａｍｅｓ ＶＡＮＣＯＵＶＥＲ ２０１０
バンクーバー・オリンピック　フィギュアスケート・女子シングル　フリー
２０１０/０２/２５ （木）１６：３０（日本時間：翌０９：３０）　＠パシフィック・コロシアム

フリー　滑走順（日本時間）
２０番　１３：１３頃　ＳＰ４位　６４.７６　安藤 美姫
２１番　１３：２１頃　ＳＰ１位　７８.５０　金 　児
２２番　１３：２９頃　ＳＰ２位　７３.７８　浅田 真央
２３番　１３：３７頃　ＳＰ３位　７１.３６　ジョアニー・ロシェット


バンクーバーも大詰め。
銀盤の華、女子フィギュアが終われば
日本人にとってのバンクーバーは、ほぼ終了。

真央ちゃん、ミキティがメダルを取りでもすれば
『メダル目標１０個』
なんて云ってたことも、すっかり忘れられるはず。

ということで。
『天の配剤』 ともいうべき、絶妙の競技順となった、
フィギュア女子フリーを、プレビューしてみましょう。


まず露払いは、我らがミキティこと、
ＳＰ４位の安藤美姫さん。

「足が痛くて、滑 （ら） れない、、」
なんて泣いていたトリノの少女は、もう居ません。
バッシングに耐え、世界女王を勝ち取り、
それによる燃え尽き症候群も、乗り越えました。

ＳＰでは、４回転を封印し、完成度で勝負。
選んだミサ曲の背景を調べ、文献を読み・・
ピアニストや、オーケストラ奏者と同じ様なことをして
自分のものにしました。

それでも、「曲の解釈」 では
キム･ヨナの高得点には、至らず、、

しかし、フリーの 「クレオパトラ」 ならば
「００７」 以上に、たくさんの映画を観て、理解度は深まるはず。
ド派手な衣装にも、期待しましょう。

ちなみに画像は、トリノ五輪の直前。
「Ｎｕｍｂｅｒ」 の表紙＆巻頭特集をかざったミキティ。
か、可憐だ、、



ついで、ダブルメンイベント第一試合は
私の韓国の妹にして、現ワールドチャンピオン。
ＳＰ１位、キム・ヨナ。

スケートの技術、表現力云々はわかりませんが
手足の長さ、スケールの大きさは、遥かＫ点越え。

フィギュアという欧米人のスポーツを
前回トリノに続いて、アジアが制覇したならば

「女子のジャンプは、３回転まで」
「指バキューンとか、イナバウアーとか
　関係ない演技を入れたら減点」

などと、日韓バッシングがでてきそうで、怖い。（笑

敵はすでに
『ＳＰ１位は、金メダルを取れない』
というジンクスだけでしょうか。

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そして、『真』打ち登場、
ＳＰ２位、浅田真央さん。

アクセル跳んでも、僅か２点少々のプラス。
それなら、３回転の完璧性で、プラス１点・２点もらったほうが
リスクも回避でき、おトクというもの。

それでも、跳ぶ。

なぜなら、跳びたいから。

伊藤みどりさんが跳んで以来のトリプル・アクセル。
名古屋伝統のこの技を、２度、決めることができるでしょうか。

みどりさんは、８回もジャンプを跳んで、
２回しか跳ばなかったカタリナ・ビットに及びませんでした。。
そして、そのビットは、
「キム･ヨナこそが、金メダルに相応しい」と。

・・真央ちゃんには、やはり
おもいっきり、アクセル全開で！
そして最後は、真 「王」 ちゃんに！！