滋賀レイクスターズ・ボランティア日記。

『レイクス、ｂｊリーグ参入初年度を振り返る』　シリーズ。

　※戦績編は、こちら　→　「全般」 編、　「対戦相手別、会場別」 編

第２弾は、『観客動員編』

ホーム開催２６試合での目標動員数を、５万人としたレイクス。
（１試合あたり、１,９２３人平均）
初年度は、プレシーズン・マッチ１試合を含めて
４０,５９０人 （公式サイト発表） と、さびしい結果となりました。

実は、プレ･マッチは、約２,２００人を集めたのですが、
ＮＨＫ大津局の主催であり、全員無料だったわけで。
これを除くと、合計４０,０００人を切ってしまうので
その見映えも考えた配慮？が、伺えます。

と、いうことで、公式戦だけをみると、
１試合平均　１,４７６人
目標達成率　７７％　となりました。


まあ、無料でも、県立体育館 （収容約３,０００人） を、
満員にできていなかったワケで。
この時点で、ある程度、覚悟していたのですが・・

厳しいなあ、、




《開催地別　集客率》

次に、県内４箇所で行われた、場所別での集客率を比較してみました。
集客率は、『観客動員数/体育館の収容人数』 とします。

　大津・県立体育館　５６％　　平均 １,６７５人/３,０００人
　野洲・総合体育館　７１％　　平均 １,６１７人/２,２８４人
　守山・市民体育館　９２％　　平均 １,３８６人/１,４８２人
　米原・文化産業館　８６％　　平均 ９６１人/１,１２２人

メインアリーナである県立体育館 （以下、県立と略） 以外は、
８０％前後の集客率であり、まずまずの数値といえるでしょうか。

ただ、集客率１００％だった場合、
動員数は、計算上、５５,６５２人となります。　
つまり、目標５０,０００人を達成するために必要な集客率は、９０％。

うーん、、これが、もし、損益分岐点だったとしたら、
けっこう、キツい目標設定です。。




さて、県立の動員が不振だった原因は、やはり、アクセス面での不利。
　（１）　駐車場がなく、車社会の滋賀県民は、出かけづらいこと
　（２）　最寄のＪＲ膳所駅 （新快速も止まらない・・） から徒歩１５分と遠いこと
ＪＲ大津駅から、臨時バスを出しているといっても・・
来場する気になる、何か、違う手立てを考えねば！


また、収容人数が少ない米原・文化産業館 （以下、文産と略） ですが。
１,１００人の観客でも、県立ではガラガラ、閑散としていて
ほんとに、さむ～い雰囲気なんですが。（例；１/１０、福岡戦）
文産では、立ち見が出るほどの満員で（３/２２、富山戦）
もう熱気ムンムン、最高の雰囲気になるから、あら不思議。
　
「集客力に見合った、小さい会場でやるのも、いいなあ」 と、思う次第です。


※次回は、開催日時別の解析や、集客に向けての対策などを。

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《各体育館の収容人数に関する仮定》

大津・県立体育館　　３,０００
　※１階椅子席：　　　１,０００程度　（開催日で異なる）
　※２階固定席：　　　１,８９６

野洲・総合体育館　　２,２８４
　※１階椅子席：　　　　１０８　（１２席×３列×３セット＋α）
　※１階可動席：　　　１,２１６
　※２階固定席：　 　　　９６０

守山・市民体育館　　１,４８２
　※１階椅子席：（4/11～12興行のケース）
　※２階固定席：

米原・文化産業館　　１,１２２
　※１階可動席：　　　　４０２
　※２階固定席：　　　　７２０